享楽的ー快楽にふけるさま

  以前ダンスが風営法の範疇に入っていることを、書いたけど
なぜそうなのかというと男女ペアで踊ることが「享楽的」
であるので、風紀上よろしくないって感じのことが規制の
理由の一つなんだけど、サルサは享楽的かって言うと、
クラブでは享楽的と見える部分もあるけど、(たしかに
意識の中でその部分を持ってる人たちはいるけど)今はもう
しっかりとしたコミュニティーがあるので、みんな礼儀正しいし
しかも、年齢層が割りと高いし社会的にしっかりしている人たち
が多いから快楽にふけるなどという感じではないよね。

 それに、僕のスタジオレッスンだと快楽どころか
みんな苦行してる感じだし(^_^)

 実際、サルサはとても奥深いものだし、そこまで行こうとすれば
簡単ではないしね。僕は伝統主義者なので、僕がNY、キューバ、
プエルトリコの人たちから受け継いだものを、新しいものを
取り入れつつもその伝統を伝えて行きたいと思ってるので、
受け取る生徒さんたちは大変です(^_^;)だから、僕のレッスンは
はっきりいって楽しいレッスンではないです。

 これは、僕の思い入れでもありますが、サルサが大好きなので
やっぱりいい加減な踊りをして欲しくないって言うのがあります。
本当にちゃんと踊ると、快楽的ではなく至福の踊りになります。
そこには、常に愛があるからね。

 本当につながると感動します。何人の人が、一緒に踊った相手に
本当につながった経験があるだろうか。一緒に踊った相手の
そのすばらしさに感動して体が震え、歓喜の涙した経験のある
人がいるだろうか。サルサはそれほどまでに深いものです。
くだらない法律なんぞに規制などされるべき筋合いのものでは
ありません。