今日、on1はやってるけどon2はまだあんまりという人が体験に来た。他のスタイルからon2をやろうとすると、ほんとに一生懸命練習しないと出来ないんだけど、これはちゃんと音楽に乗って体をコントロールして来た人にとっては、割とそんなに難しくなく出来るんだけど、他のスタイルからon2やったときに難しく感じるというのは、結局音楽に乗ることも自分の体をコントロールすることも学んでないってことなんですね。
きちんとしたことを学んでない、教えられてない、練習していないってことです。サルサは、単純だけど、決してかんたんなものではない、(っていうか世の中に簡単なものなど無いって思うけど)サルサは簡単だよって教える人がもしいたら、その人はサルサのことを何も知らないか、だまそうとしているかのどちらかです。とっかかりとしては数ある踊りの中で比較的とっつきやすいものでは有るけど、ペアで踊るという点で言えば自由度が高い分、世界で最も難しい踊りの一つといっていいです。(事実NYで習っていた先生の一人はそういってました。加えてバレエやジャズを長年やっていてプロでやってるダンサーが半年習いに来ていたことが有るけど、とても難しいといって結局コツを掴む所までは行かなかったです)
まずきちんと音楽に乗ってステップが出来るようにしっかりとした練習をすること、その上で自分の体をちゃんとコントロールすること、それが出来て初めてペアで踊る、男性ならリードする、女性ならフォローするってことが出来るわけです。ただ、バレエのように何年もかかってものすごい身体表現が出来るようにならないといけないってことはとりあえず必要ないだけで、体を作るって言う基礎訓練は絶対必要です。サルサにはサルサの、フラにはフラの、フラメンコにはフラメンコの動きがあるわけで、それには練習としっかりとした先生に付くことが大切です。
特に最近応用クラスで、体の使い方や、動かしかた、バランス、ムーブメントについて事細かくやることが多く、日々の(普段の生活の)基礎訓練がいるよって言ってる所です。適当なことやってたら、ほんとの事は絶対わからないので。で、この基礎訓練というのを基本クラスからやってるわけですが、しっかりやると肩がこりにくくなるとか、体の反応が早くなるとか、姿勢が良くなるとか、普段の生活にもいい影響が出てくるわけです。特に姿勢が悪くなると、体に支障をきたすことが多くなるので、いい姿勢を保てる体を作るととてもいいですね。
コメント