昨日、 生徒さんと話してたことをお伝えしたいんだけど、僕のレッスンはサルサって言う踊りが上手くなって楽しめるように、その為のテクニックを伝えてるんだけど、その為には自分の体の感覚を鍛えるって言うか、感覚を呼び覚ますことがとても重要で、このことは普段の生活でもとても重要なことなんですね。勿論それがわからなくても生きていけるし、絶対必要かって言ったらそんなことも無いんだけど、わからないよりはわかったほうがいい。自分の体の感覚を無視し続けていると、年取った時にいつか不調が現れる時が来てしまいます。

 始めた頃は、みんなにサルサが上手くなって楽しんで欲しいって思いだけだったけど、今は勿論それは有るけど、より体の感覚と意識や体についてより知ってほしい感じて欲しいっていう思いのほうが強いかもしれません。っていうか、その感覚を得てもらう為にレッスンしてる部分も多いです。サルサってボディコミュニケーションだから、体感覚はすごく重要で、常に自分の体がどう動いてるかってことの感覚がわかるようになると自然とサルサも上手くなっていくし、普段の生活での体の不調も軽減されていきます。サルサは生活ととてもリンクしていますから。

 自分の体の伸びる感覚、伸ばす感覚、動かなかったところを動かしていく感覚、関係性の中でのバランスや筋肉の動きなど、レッスンすればするほどわかってくるようになります。体感覚はなんでもそうだけど、動かさないとわかってこないからね。でも、こうしないといけないって言うルールはないです。だからこそ、自由ではあるんだけど、こうした方がいいよっていう道は存在するわけで、レッスンではそこのところを伝えるようにしてるんだけど、肩肘張ってがんばらなくても、気軽にレッスンしてれば自然とできるようになってきます。この気軽にってのがキーで、だいたいみんながんばっちゃおうとするんだけど、がんばると緊張してしまうから感覚を得にくくなるので、緩むことが大切です。気持ちと体を緩ませてると、楽に出来るようになってきますよ。今まで、自分が思いもしなかったからだの動きができるようになってくると、目茶楽しいしね。

 事実来てくれている生徒さん達で、姿勢が綺麗になっていってる人は沢山いるし、全然踊りなんかやったことの無い人でも結構踊れるようにもなってきてますから。是非たくさんの人に体験してもらって、体感覚を得ていただきたいですね。